店主のプロフィール
店主・旅と鉄道・１975年
このコンテンツは、店主の鉄歴・旅歴を時間を追ってご紹介するものです。（いわゆる店主プロフィールです。）　あくまでも思い出しながら記述しておりますので、後から項目が増えたり変わる事が多いかと思います。こちらでは、１９７５年の鉄歴・旅歴を記述しております。ほぼ自己満足の世界ですが、よろしければお付き合い下さい。
事柄	西暦	特徴的な 鉄道・交通	ユースホステル	記事
			他の宿泊施設
北陸私鉄 めぐり	１９７５年２月	急行・越前号 福井鉄道 笹津線 急行 くずりゅう号	ユースホステル 初泊 金沢 福井	富山地方鉄道・笹津線廃止というニュースをキャッチ。２月の受験時期の休みに初めてユースホステルを使用しての鉄道旅行に出る。（初めて泊まった所は、金沢ユースホステル。思ったより楽しいところで連泊し福井ユースホステルにも宿泊する。以後の泊まり先が出来たことで行動範囲が拡大し東日本めぐりがスタート。） 吹雪の中を走るオハ４７に感動し、客車が好きになる。また、かなりの路線が廃止になったとはいえ、まだまだ私鉄が多い北陸地方だった。武生で下車して福井まで乗った福井鉄道の急行は、クロスシートカーで好きな感じの電車だった。また、駅名の表記が、武生新という独自のもので驚く。 帰路は、急行くずりゅうで米原にでて雪で遅れていた急行高千穂・桜島に乗車し帰京。
東北一周めぐり	１９７５年３月	庄内交通 湯野浜線 急行・仙山１号 急行・羽越１号 栗原電鉄	仙台千登勢 鶴岡 うとう 鎌田屋旅館 毛越寺	とにかく東北一周がしたいと思い・・・ 上野（夜行泊）-新庄-小牛田-石越-細倉-女川-石巻-仙台（泊）　 仙台-山形-新庄-余目-鶴岡-湯野浜温泉-鶴岡-三瀬（泊） 三瀬-鶴岡-秋田-大鰐-弘前-青森（泊）　 青森-川部-黒石-弘前-秋田-横手（泊）　 横手-北上-渋民-平泉（泊）　 平泉-一関-巌美渓-仙台-上野　 という行程で周りました。　この中で庄内交通湯野浜線は、交通公社７５年３月時刻表には、早々と消えておりもう廃止したのだと思っていたが、山形から新庄に向う列車の中でまだ動いているよと！教えて頂き乗ることができた。 また、３月下旬で仕事や通学のため故郷を離れる人を送るためか、ローカル線の主要駅では「蛍の光」が列車出発時に流れていた。この光景も初めてで少し感動した。
北アルプス南部	１９７５年7月	松本電鉄 上高地線	テント泊（幕営）	この年の山岳部・合宿は天気もよく、槍ヶ岳にも登れた。充実の合宿だった。
北海道一周	１９７５年８月	青函連絡船 急行ニセコ１号 瀬棚線 国鉄７１１系 札沼線 国鉄キハ２２ 美幸線 急行狩勝１号 （旭川編成） 札幌市営 地下鉄 急行 すずらん２号	小樽天狗山 増毛町立 暑寒別 豊富温泉 こまどりハウス 浜頓別 塩狩温泉 えりも 帯広 浜中 尾岱沼 美幌 白老	初めての北海道。行きの青函連絡船は、超満員。函館からニセコ１号で北進！キハ５６系の床材が木・・これも驚きだった。早朝の大沼を見つつ長万部へ瀬棚線に乗り換えて道内初下車駅は、「美利河・ぴりか」駅だった。駅名の綺麗さにそそられて下車する。駅前には、牛がつながれていた。 札幌から札沼線・国鉄バス・留萌本線と乗継ぎ増毛へ。後年ここが高倉健さん主演の映画「駅」の舞台の一つになり懐かしく思った。また、増毛から当時船でしか行けない雄冬にも足を伸ばした。ソイという白身の魚の刺身がうまかった！ 増毛→留萌→幌延とすすみ豊富。翌日稚内に降り立ち日本最北端宗谷岬に到達。翌日からは、一転南下を開始。１日で、塩狩→旭川→帯広→広尾→えりも岬と進んだ時は、ずうーと列車とバスに乗っていた。 浜中は、いいところだった。ユースホステルで自転車を借りて霧多布方面へサイクリング。初めて防霧林や霧笛というものを知る。旅は、人生で最高の先生だと実感する。 美幌ユースホステルもいい感じのユースホステルだった。当時のペアレントさんは、野見山さん？という方だったと思う。職に就いてから担当したお得意先の店長さんがこの野見山さんと友人ということが解かり、縁というものを感じた。 旅の終りの函館本線八雲駅。スタンプと入場券購入のため下車して後続の 急行すずらん２号に乗車する。台風接近のため、雨が大降りなったになっていた。噴火湾沿いの石倉・石谷間走行中土砂崩壊発生。大量の土砂に突っ込み急停車。結局その日は列車内で過ごし翌日の昼に八雲のお寺に収容される。なお、炊き出しは、３食とも長万部の「かにめし」だった。 夕方になり、函館方面に臨時代行バスが出ることになり乗車。いろいろな経路をたどり７時間弱で函館到着。青函は、グリーン船室（自由席）に通され翌日朝早く青森へ。青森からは、臨時急行十和田５１号（１２系客車）に乗り１２時間かけて上野へ。最後は大アクシテンドとなったが、楽しい旅だった。 当時ユースホステルでは、夜ミーティングがあり歌を歌うことが多かった。道内のユースホステルでは概ね同じもの歌うことが多く、函館から入り函館に戻ってくる頃には、数曲覚えていた。「旅の終り」「遠い世界に」の２曲はこの時覚えた。 浜頓別ユースホステルのペアレントさんは、この「遠い世界に」を日本の国歌にしたいくらいいい曲だと話されていた。この歌を歌うたびにその事を思い出す。
九州修学旅行	１９７５年１１月	日本カーフェリー・美々津丸 宮崎交通６０人乗り観光バス 博多発０系新幹線・東京行き	青島・橘ホテル 林田温泉 島原・国光屋 他	川崎からフェリーで宮崎・日向へ。船を下りてホテルの部屋で横になると揺れていた。でも船旅はいいね。出港・朝焼け・入港・・・一連の流れが緩やかに流れ、また乗りたいなと実感した。 鹿児島の林田温泉は、名物ジャングル風呂。これはこれで、またおもしろかった。島原の国光屋は、いい宿だった。ぜひ大人になったら泊まりたいと思っていたが、現在は廃業されているとのことだ。 博多発０系新幹線での東京までの行程は長かった。だけど７５年３月に開通したばかりで新規開業区間をすぐに乗れて運がよかった。
イルカさん「なごり雪」発売	１９７５年１１月５日	曲のイメージとして旧客ですね。	なし	ニッポン放送深夜番組・オールナイトニッポンパーソナリティー（2部→1部）のイルカさんが、あの不朽の名作「なごり雪」を発売。大ヒット！　曲を聞くたび、上野駅からでる旧形の客車急行がふっと思い出す。
南東北めぐり	１９７５年１２月	急行・鳥海 赤谷線 米坂線 仙台市電 福島交通 バス	仙台おんない みさと	新発田には、早朝着く。赤谷線の始発で往復する。途中の五十公野（いじみの）駅という駅名には、少し驚いた。米坂線は、雪の中であえいで登っていた。仙山線の山寺駅で降りて立石寺を拝観する。 仙台市電は、まもなく廃止という頃だった。いまでも市内に残っていれば便利な交通手段だった気がする。 仙台おんないユースホステルの「おんない」とは、たぶん「いらっしゃい」という意味だったと思う。現在は、仙台メープルユースホステルと改名している。 福島のみさとユースホステルは、行事が多いところで一度泊まってみたかった。福島駅からバスで向ったが、だんだんと暗くなり不安になった。やっと到着して暖かな夕食を頂く。なかなか居心地のいいところで、４連泊してしまった。また、その間もちつき大会がユースホステルであり、餅をつかせてもらう。もちろん初めての経験で楽しかった。
つづいて１９７６年からのプロフィールへどうぞ！

店主の鉄歴・旅歴
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